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トム・ハンクス主演『ターミナル』
tom.jpg

今日は夫と二人で意味もなく池袋に行き、なんとなく流れで『ターミナル』を観ることになりました。

先日『ハウルの動く城』を観たのと同じ映画館だったので、チケット売り場の前に長蛇の列が見えても「どうせハウルの列だろうから、たいして混んでないんでない?」と思っていたら、そうでもなかったようでヾ(;´▽`A

思いのほか混んでいて、ちょっと意外でした。地味めなイメージだったから、なんとなくすぐ入れる気でいたのですが……。
まあ、初日が18日の昨日だから、すでに空き空きだったらヤバいか(笑)

一つ飛ばして次の次の回で観ることにして、バッティングセンターやマン喫で時間をつぶして入場すると、もう最前列まで混み混みでした。
でもそうだな、ハウルほどの混み具合じゃないかもしれません。

アメリカの空港へ降り立った男。
そのとき、祖国ではクーデターが起きて国が消滅していた。アメリカに入国することも祖国へ帰ることも出来ず、男は空港で待ち続けた……という話。

元ネタは実話で、フランスのなんとか空港には十数年空港内で暮らす男がいるそうです。
もっとも、映画『ターミナル』の彼に救いの手を差し伸べる国家は無かったのに比べ、実際の彼は複数の国からの難民認定を断ったそうです。

難民認定を受けて入国して仕事をして生活していくよりも、空港にいれば冷暖房完備なうえに空港内のショップや空港会社などのスタッフからの寄付や差し入れで暮らしていけるから楽なんだそうで……。

空港内のショップの店員さん曰く、「困っている人がいたら助けるのはあたりまえじゃない!」とのこと。
至極当たり前ですが、映画『ターミナル』で日本円にして3,000万円もの利益を得た彼に、以前と同じように差し入れしたりしてるのかな?

事前にそういった夢を砕くような現実を知ってしまっていたためか、いまいち映画にハマることができませんでした。

主人公が言葉を覚えたり仕事をしたりして、周囲に友達を増やしていくところなどは見応えありましたけどね。
しばしば笑い声があがったりして、決して悪い映画ではないのですが、キレイ事で描いていくのならお約束のまま終わらせてほしかったというかなんというか……。

★★☆☆☆

ってとこでしょうか……。
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オーディションからカンヌまで「誰も知らない」の全てを収めたメイキングDVD
巣鴨で起きた子供置き去り事件をモチーフにした映画「誰も知らない」のDVDが、2005年3月に発売になるようです。

誰も知らない
誰も知らない
posted with amazlet at 04.12.05
バンダイビジュアル (2005/03/11)売り上げランキング: 58近日発売 予約可
おすすめ度の平均: 4.25
5 みんなさがしている…5 今年の 邦画の目玉作品4 擬似ドキュメンタリーの力


でも、この映画は重くて、何度も観たい感じじゃないなぁ……。
と思っていたのですが、こっちは欲しい!

「誰も知らない」ができるまで
バンダイビジュアル (2004/12/23)売り上げランキング: 584近日発売 予約可


いわゆるメイキングですが、それだけに終わっていません。主演の柳楽優弥くんをメインに、オーディションから、1年以上をかけたという撮影の間、そして、最年少で主演男優賞を受賞したカンヌ映画祭までの記録を収めたものだそうです。

映画のストーリーは何度も観るにはキツい(観るたびに沈みそう)けど、子どもたちの自然な演技はよかったな〜という人には、こっちが最適なんじゃないでしょうか。12月23日発売です。
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ミスター・インクレディブル
インクレディブル(incredible):信じがたい、すばらしい
イラスティック(elastic):弾力のある、しなやかな

事前宣伝のインパクトとしてはいまいち地味で、あまり興味を持っていなかった「Mr.インクレディブル」。しかし、各所で「モンスターズ・インクよりもイイ」と書かれていたので「あのモンスターズ・インクより面白いなら、観ておかねば!」とがぜん興味が湧き、観に行ってきました。

Mr.インクレディブル (GAME CUBE)

これは確かにおもしろい! PIXERの映像が素晴らしいのはもちろんで、自動車など無機物のCGは、一瞬実写に切り替わったのじゃないかと思うほど。加えて、今回はシナリオの出来が最高です。

ふた言でいえば「お父さんと家族愛」がテーマですかね。ディズニー映画に感じるヌルさや、ノリでごまかしてねえ? と思う所もなかった。緻密な人間ドラマあり、豪快なアクションあり、ジーンと感動する場面もある、素晴らしい娯楽映画です。メッセージの明確さ、爽快さではハウルより断然上。ぜひ家族で観に行って、お父さんの苦悩やがんばりの一端を感じてほしいです。

その後は「Mr.インクレディブル オリジナル・サウンドトラック」や、ゲーム「Mr.インクレディブル (PS2)」もどうぞ。

グッズもいっぱい出ているようです。
ディズニー マジカルコレクション 117「Mr.インクレディブル」Mr.インクレディブルディズニー マジカルコレクション 118「Mr.インクレディブル」インクレディブル夫人&ジャック・ジャックディズニー マジカルコレクション 119「Mr.インクレディブル」ヴァイオレット&ダッシュ
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ハウルの動く城を見てきたっス
昨日、『ハウルの動く城』を観てきました。

前売り券を買っていたものの、どうせすごい混み混みだろうとしばらく見合わせるつもりだったのですが、当日のレイトショーなら席が残っているとのこと。
時間つぶしの予定もあったので、じゃあ観ようかということになりました。

個人的見どころは、

・18歳から90歳までの少女を演じる倍賞千恵子
・CMでは出なかったハウル@キムタクの声(前日放映の「もののけ姫」のときやった宣伝ではちょっと出てたけど)
・美輪明宏の荒地の魔女
・動く城の映像

……そして何よりは、ハウルのいい男っぷりでございます!

私は原作を書いているジョーンズのファンなのですが、原作である『ハウルと火の悪魔』は、わりと解かりにくい設定というか内容だったので、今回の映画で「あ、こういう話なんだ」とわかった部分もあったりして……冷や汗
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「スウィングガールズ」は女子版「ウォーターボーイズ」だった
今日公開の「スウィングガールズ」を観てきました。

女子高生がジャズバンドをやる映画だそうです。男子高校生たちがシンクロナイズドスイミングをやる「ウォーターボーイズ」の矢口史靖監督の作品ということで「女子高生版ウォーターボイズ」てなノリなんでしょ? と思っていたら、やっぱりそんな感じ。ムチャクチャで、ハチャメチャで、最後はしっかりジャスコンサートで締め。最後の発表会のシーン以外、館内は爆笑が何度も起きていました。

いやぁ、しかし、若いっていいね。青春っていいね! 何となくモヤモヤしている気分を晴らしたい人なんかには、ぜひおすすめしたい作品です。

ちょうど居合わせた回には、矢口監督が取材に行ったというICU高校(?)のジャズバンドのライブも観れて、たいへんラッキーでした。
「スウィングガールズ」映画館でライブ

妻はまんまとSWING GIRLS オリジナル・サウンドトラックサントラを買ってました。
前にディズニーシーの「スターライト・ジャズ」で聴いた曲も入ってます。いろいろエピソードに紐づいてくると、どんどんジャズに興味が湧いてきますね。



ところで、スウィングガールズ作中では、主役のアゴが細い広末涼子って感じの子(鈴木知子役・上野樹里)よりも、眼鏡っ子の関口の方が明らかに目立ってますな。

関口たん

というか、関口たんは何度も名前を呼ばれるのに、主役の子の名前は手紙の中に出てくるだけで、本編中に名前を覚えられない主人公(オフィシャルサイトで調べて書いた)という、奇妙な存在です。

ちなみに、関口たん役は本仮屋ユイカ。眼鏡をかけてないと印象が違いますね。いろいろ人気作品に出てるのねー。
本仮屋ユイカ

そうそう、本作にも竹中直人が出ますが、「竹中直人」というキャラを出さず、ガールズの脇役としていい位置にいてくれてます。「ウォーターボーイズ」だと、竹中の出演シーンではボーイズを完全に食ってましたが、このへんの心配はご無用でした。


試写会 「スウィングガールズ」 &監督舞台挨拶レポート(xina-shinのぷちシネマレビュー?)
試写会での舞台挨拶のレポートがあります。
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あるある大辞典
本日の発掘!あるある大辞典スーパー三穀ご飯(黒米、大麦、キノア)を使って炊いたご飯を毎日食べていると、ダイエットにたいへん効果があり、視力があがり、お肌にも良いそうです。
発芽 キノア 2箱人気TV番組で放映!黒米「月米」400g3袋セット。アントシアニンが黒豆の4倍!胚芽押麦1kg
結婚していらい体脂肪計の上でワーキャー言ってる我が家では、ときおりあるあるブームが巻き起こります。
今日は夫がまだ帰らないので、メモ代わりに書いてみました。

しかし、あるあるに出てくるやつって、身の回りにあるやつはすぐ売り切れちゃうし、そうじゃないのはどこに売ってるんだか分からないんですよね……。

ちなみに、
おいしい炊き方
・雑穀1合半、白米半合
・雑穀は洗わずに、水加減は2割り増し
・塩をひとつまみ
・しょうがを一欠けら(皮付きで)

雑穀粥
・水10カップに鳥もも肉を3本
・黒米をいれ、大麦とキノアをいれる
・塩をひとつまみ入れて、20分ほど煮込む
・ネギを添え、ぽん酢をかけて食べる
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芸者映画「さゆり」
渡辺謙が「ラスト・サムライ」、「バットマン・ビギンズ」に続いて3作目のハリウッド映画に出演が決まったそうですね。
タイトルはちょっとニガワラな感じで「さゆり」というそうです。
 出演女優もチャン・ツィイー、コン・リー、ミシェル・ヨーと次々決まるなか、日本人は1人も決定していないため、一部の米国メディアからは疑問の声も挙がっているが、ロブ・マーシャル監督(「シカゴ」)は「スピルバーグと私の2人が、(ツィイー、リー、ヨーら3人の)作品を見て決定した。日本の同世代の女優と比べても、3人は素晴らしい」と説明している。主人公のさゆりをチャン・ツィイー、さゆりをいじめる芸妓の初桃をコン・リー、さゆりが慕う先輩の豆葉をミシェル・ヨーが演じるという。本作は、9月から日本で撮影開始される予定。

チャン・ツィイーといえば、現在テレビでCMがばんばん入ってる「LOVERS」の盲目の踊り子ちゃん。私の好きな中国女優の一人です。
ちなみに、コン・リーは「さらば、わが愛〜覇王別姫〜」が日本では有名でしょうか。ちょっと昔風の美女ってかんじ。
ミシェル・ヨーの名前は知らなかったので調べてみたところ、代表作にサモ・ハン・キンポーの「デブゴンの怪盗紳士録」があがっていて思い出しました。サモ・ハンはジャッキー・チェンと一緒に戦ってるデブです。(私はユン・ピョウが好きだったんですが……)

まあ、深くは語りますまい。原作がアメリカ人だそうだし。
その後、チャン・ツィイー演ずる主人公さゆりの幼馴染役を「ヒマラヤ杉に降る雪」のハリウッド女優・工藤夕貴がやることになったようです。配役はちょっと面白そうですね。

なんていうかこう……日本にもっとがんばってほしいもんですな。せっかく日本が題材の映画作ろうってのに、日本の女優には主役をはれる逸材がいないってんだから。
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「誰も知らない」を観る前に
「誰も知らない」を観る前に、モチーフとなった「巣鴨子供置き去り事件」の概要を知っておいた方がいいでしょう。予備知識ゼロだと、設定がよく分からん、ということになると思います。

映画は細部で実際の事件と違っていますが、押さえておきたいのは、以下のようなところです。


  • はじめ長男の父親と母親が同居。母親は父親が男に婚姻届を出し、結婚が成立したと思い込んでいたが、実際には婚姻届けは出されておらず、結婚は成立していなかった

  • 長男誕生。母親は、男が出生届けを出したものと思い込むが、出生届も出されていなかった

  • やがて男は他に女を作って蒸発

  • 母親は結婚をしていない、長男の戸籍がないという事実に気付くが、ひたすら社会に対しそれを隠して生きるようになる

  • 母親はその後も何人かの男と付き合い、父親の違うきょうだいを生む。全ての子どもは戸籍を持っていなかった

  • やがて母親はまた新しい男を作る。そして子供たちを置き去りにし、姿を消す

  • 長男はきょうだいの面倒を見ながら暮す

  • ある時、長男は2人の少年と知り合う。2人はきょうだいの家に入り浸るようになる

  • 家の中でのトラブルから、少年の一人が末の妹を折檻。殺してしまう

  • 長男たちは死んでしまった末の妹を、人知れず山奥に埋葬

  • やがて近所の人の通報により、子供たちだけの暮らしが発覚

  • 母親が出頭。そこで初めて子供がひとり足りないことから、末の妹が死んでいたことが発覚



「誰も知らない」の上映時間は2時間以上あり、けっこう長いです。そして、母親もいなくなった子どもたちの暮らしは、時間と共に終焉へと突き進んでいきます。その間何度も時計を取り出しては、もうこのへんで終わりにしようよ〜と思ってました。
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柳楽くんと徹子
先日、柳楽くんが『徹子の部屋』に出ていました。
今年5月、映画『誰も知らない』の演技で日本人初また史上最年少14歳でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した柳楽優弥(やぎら ゆうや)さん、監督の是枝裕和(これえだ ひろかず)さんがゲスト。本格的なトーク番組は初めての出演という事もあり緊張の面持ちの柳楽さんだがカンヌ映画祭の様子や初めての演技の事など語った。

黒柳徹子が「『誰も知らない』の次男役の子は、やんちゃで言うことをきかないからタイヘンだったんだってね」と話をふると、柳楽くんは「そんなことないです!」と庇っていたものでした。

そんなのを見ていたので、映画では黒柳徹子に問題児よばわりされていた次男に注目していました。
映画の中の次男坊主はまさに「落ち着きのないやんちゃ坊主」。大人がやめなさいと言われても言われてもふざけてやっちゃうタイプ。
それでも、子供たちの自然な様子を撮ったという映画だけあって、『誰も知らない』の兄妹は本物の兄妹のようでした。
『徹子の部屋』で柳楽くんが庇っていたのは、お兄ちゃんだからなんだなと納得。映画が終わったあとも、きっと4人が集まると転げまわって一緒に遊ぶんでしょうね。
季節のうつりかわりとともに、子供たちの背がのびたのが映画を見ていてわかりました。けっこう長い間撮っていたと思うのですが、もしかしてその間ずっと一緒に暮らしていたんじゃないかと思っちゃうくらい本当の兄妹のようでした。
そこらへんの撮影の様子も知りたかったので、プログラム(東京の映画館では「プログラム」と書いてるけど、北海道では「パンフレット」のような……)を読むの楽しみにしていたのに、品切れだそうで残念でした。

まるでアイライン書いてるみたいに目元が印象的で、美少年というよりもうちょっと大人になったらさぞかしカッコよくなりそうな柳楽くんですが、終始もじもじと「は、いえあの、えと…」とへどもどしていて、ちょっと挙動不審気味なご様子。
そんなところは普通の男の子ってかんじで、世界的な権威ある賞を受賞した俳優には見えません。
今後が楽しみな子ですね。本当に。
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「誰も知らない」を観た
誰も知らない」を観てきました。有楽町シネカノンは朝のうちに夜の回まで整理券がなくなるという混みっぷりらしいのですが、東京ならワーナーマイカルシネマズ板橋がわりと穴場です。とはいえ、もうちょっと待っていれば上映館が増えるようですし、現在プログラムも品切れで予想をまわる入りのようなので、しばらく待つのがいいのかもしれません。

以下、ネタバレにならない範囲で感想を。

上映前は、やっと観れる(`・ω・´)シャキーン だったのが、
終わり頃には(´・ω・`)ヌケガラ- でした。

ロケ地は巣鴨でなく高円寺らしいです。

最後まで観て、ここまであって「誰も知らない」なのかと納得しました。

なにげなく日常を暮す、ということの価値について考え直す機会になると思います。かなりダウナー系ですが、精神に余力のあるときに観れば充分価値はあるかと。
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